今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ6~幽霊と宇宙人が入り乱れる森なんておっかなくて入りたないわ~

どーも羽野です。
フュージョンアップ3形態が揃ったところで、新たな敵が現れた5話に続き、宇宙人の侵略が始まった6話について記述します。
※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。
 
 
『入らずの森』
あらすじ
惑星侵略連合……首領格のノストラ、メトロン星人、ナックル星人たちからなる侵略宇宙人の組織が本格的な作戦に乗り出そうとしていた。
一方、居候としてガイを迎え入れたSSPの事務所に渋川が訪ねてきた。一度入ったら二度と出られないと噂される森にUFOが潜んでいるかもしれないという。依頼を受けたナオミたちは調査に乗り出すが、森は侵略連合の秘密基地と化していた。
口封じとしてナックル星人の襲撃を受けたナオミたちを助けたのは女の幽霊!? 次々と怪現象が起きる中、ジャグラーまでも暗躍しはじめ、事は一層の混迷を深める……!

此度の注目ポイントは、
・森の熊さんならぬナックルさん
・石黒さんが見せる生身のアクション
・物まねブンタと、エフェクトが光る戦い
・ガイとジャグラー。新しい場所の対比
 

・森の熊さんならぬナックルさん
 物語の舞台になるのは、行政の再開発地域である小さな森。
 侵略連合はこの森を秘密基地にしているので、開発なんぞされたら基地がバレてしまう。
「俺たちの方が侵略される」
 とナックル星人ナグスも苛立つ。
 短気なナグスに対し、地球の美しい景観が損なわれると嘆くメトロン星人タルデは理性的。
 ノストラも交えた冒頭の作戦会議では、メトロンお得意のタバコに薬を仕込む作戦が遂行しにくいという事情が語られ、侵略者も時代が変遷していると分かる一幕だ。
 
 監視映像で森へやって来たナオミたちを発見し、襲撃するとなったら「久しぶりの人間狩りだ」とナグスは喜ぶ。
 逃げても逃げても先回りされ、ゲーム感覚で追い込まれるところはSSPと渋川さんのコミカルさで緩和されているけれど、よくよく考えたらかなりのホラー。
 人気の無い所であんな風貌の宇宙人に出会ったら、そら怖いわな。
 そんなナグスだが「気味の悪い事を言うなよ」と幽霊に嫌悪感を示す一幕も。
 宇宙人でも幽霊は怖いのか。
 
 
・石黒さんが見せる生身のアクション。隠す気のない正体。
 前回のゼットン星人戦に続き、石黒さんの生身アクションが楽しめる今回。
 追い込まれたナオミたちを助けるべく、ガイはヒーローらしく颯爽と現れる。
 美味しい所で登場するのも見どころだが、ナグスたちの前に登場するシーンは必見。
 オーブニカの音色が響き、どこだと探すナグスと手下たち。遂に見つけたガイは高所に陣取っている。
 演出がキカイダーだよガイさん。
 いざ戦うとなれば、ガイはナグスや手下が放つ光弾を拳で払う。カッコいいけど正体バレるぞ……ってもう遅いか。
 しかも今回はガイだけじゃない。渋川さんもナグスたちを相手に大立ち回り。柳沢さんのアクションも堪能できるのだ。
 
 
・物まねブンタと、エフェクトが光る戦い
 幽霊、宇宙人だけでもお腹一杯なのに、侵略連合に取り入るためジャグラーまでもが動き出す。彼の持つダークリングはカードの怪獣たちを実体化させる能力もあるようで、アリブンタを召還する。
「怪獣じゃない。超獣だ」
ジャグラーは良く分かってる。
 Aやビクトリーと戦った個体と異なり、このアリブンタは劇中でオーブの物真似をする。コミカルだけれど相手は超獣、油断はできない。怪獣以上に強力な敵を前に、オーブは前話で揃えた3形態を全て駆使して戦うことに。

 初戦はスペシウムゼペリオン。格闘戦では五分だけれど、蟻酸、火炎と豊富な攻撃に苦戦する。
 そこでバーンマイトにチェンジ。変身直後に炎をまとって歩み寄るシーンは、視覚的にバーンマイトがどういう形態なのかがよく分かる。
 両拳に炎をまとわせ、アリブンタに突撃する様は正に炎のファイターだ。
 そしてラストはハリケーンスラッシュ。
 オーブスラッガーや、オーブスラッガーランスを使用する際にかかる刃が尾を引く様なエフェクトが実に綺麗だ。
 必殺のトライデントスラッシュは、繰り出す際の背景やエフェクトがウルトラゼロファイトを思わせる。「素早い連続斬り」を表現するのにピッタリだ。
 

・ガイとジャグラー。新しい場所の対比
 5、6話を経てガイとジャグラーは、それぞれ新たな居場所を得るわけだが、この6話では両者の居場所が対比されているように見える。
 ガイの方はアットホームな場所。
 ジャグラーの方は殺伐とした場所。
 お見合いの事で困っているナオミは、半裸で事務所をうろつくガイさんに動揺する。ナオミの育ちの良さを感じさせると同時に、早速SSPに馴染んでいるガイの適応力が分かる1コマだ。遠慮ないぜ、このウルトラマン
 その間にジェッタとシンは顔認証システムでガイの事を調べる。古い資料として19世紀の写真が出てくるが、2人はガイがこんな大昔からいるわけないと流す。多分、その写真はガイさん本人だぞ。
 しかし、この写真、ガイがなにやら怪獣っぽい生き物の尾を担いでいるのが見える。
それ程昔からガイはこの地球で戦い続けていたのかと。
 
 ジャグラーの方は怪獣カードでポーカーに興じる一幕も見せるが、雰囲気はよろしくない。
 慇懃無礼な新参者だからジャグラーが快く思われないのは仕方ない。が、どうやら一番の原因は彼の出自の様で……。
 侵略連合のメンバーからは警戒されつつもジャグラーは、オーブが本来の力を失っていると情報を提供する。やはり1話冒頭のアレが原因か。
 首領ノストラが魔王獣カードを手に入れたいように、ジャグラーも手に入れたいものがある。
「最後に笑うのは切り札を持つもの」
「最後に笑うのは誰かな?」
 居候が板についてきてSSPともよろしくやってるガイに対し、どうにも一筋縄ではいかないジャグラーと侵略者連合である。
 

 侵略連合陣営は大分不穏な空気漂ってますけど、ノストラやタルデたちとオーブの直接対決はあるのでしょうか。
 今のところ、ガイさんはオーブとして宇宙人と戦ったことはないので。あると嬉しい……。
 

さて次回。
予知夢を見る少女がSSPの元に現れた。
彼女は怪獣出現とウルトラマンオーブの敗北を予言する。
だが、彼女自身も予知できることに苦しんでいる様子……。
そしてホーが予言通りに現れた!
ガイは、未来は変えられるとバーンマイトになり挑むが、攻撃をくらいダウンしてしまう。
予言どおりに敗れるのかオーブ!?
 
ウルトラマンオーブ第7話『霧の中の明日』
未来予知……できるならやってみたいです。辛い事を知るやもしれませんが。
いざさらば。
 
ウルトラマンオーブ オフィシャルサイト

今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ5~昨今の需要に答えやがったゼットン星人をぶちのめすハリケーンスラッシュの巻~

どーも羽野です。
魔王獣との戦いもひと段落付き、オーブの戦いも新たな局面を迎える5話の見どころを記述します。
※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。
 
『逃げない勇気』
あらすじ
今日も今日とてバイトにいそしむナオミ。帰宅の途についた彼女の前に女子高生が現れた。
「宇宙人を見たんです!」
大きなネタをつかんだとナオミは、電話に出ないジェッタとシンにメッセージを残して現場に向かう。
だがゼットン星人の策にナオミは捕らわれてしまう。
どうするガイ!?

此度の注目ポイントは、
ゼットン星人の趣味
・ナオミの無茶と勇気をはき違えた行動。ジャックの様だ
・初披露。ハリケーンスラッシュ
ウルトラマンサーガを思わせるテレポートバトル。SSSPの頭上。
 
 
ゼットン星人の趣味
「お前、何て事を……!」
 そうボヤきたくなるゼットン星人の所業をご覧あれ。
 過去のシリーズでも岩本博士に化けたり、一般人相手にラグビー挑んだり、あんな手こんな手で暗躍していた星人ですが、今回の所業が一番えげつないと個人的には思う訳で。やってくれたな貴様。
 悪趣味なゼットン星人だが、劇中ではガイと等身大での戦いも披露してくれる。ウルトラシリーズで等身大戦といえば、銃を使った戦いがイメージされるけれど、今回はおおとりゲンVS通り魔宇宙人のそれを想起させる徒手格闘でござい。カッコイイ悪役を堪能したい人は、この戦闘シーンを刮目して見よ。
 ウルトラフュージョンカードの新しい使い方も見られるしね。
 
 
・ナオミの無茶と勇気をはき違えた行動。ジャックの様だ
 SSPの為にも、人の為にも大きなネタを掴もうという気持ちが強いナオミ。今回、彼女はその気持ちを利用されてしまう訳だが、それでもめげないタフネスには脱帽。
 だが情報に対する執念がいき過ぎてガイに諫められることに。

「無茶と勇気をはき違えるな」

 彼女に叱責するガイのことセリフ、漫画『ウルトラマンSTORY0』における、ジャックのエピソードを思い起こさせる。変身できなくなったジャックが魚人たちの戦いを見て、同じように無茶と勇気の違いを理解するシーンは印象的だった。
 そんなガイの言葉に従うナミオ。ネタが欲しいとはいえ、あーだこーだと撥ねっかえらない辺り、性根の良さが伝わる1シーンである。
 
 
・初披露。ハリケーンスラッシュ
 ゼットン星人マドックがオーブ打倒の為に育て上げていた怪獣・ハイパーゼットン・デスサイス。『ウルトラマンサーガ』では3人のウルトラマンを容易く蹴散らした強敵だ。
 マドックはこれまでのオーブの戦いを研究しており、彼の能力は把握済み。両腕の鎌を活用しハイパーゼットンスペリオン光輪を防ぐ。そこでオーブはジャックとゼロのカードを使い、フュージョンアップ!
 第3の形態・ハリケーンスラッシュは足と背中のラインがジャック、頭部と胸、肩まわりはゼロの意匠を持つデザイン。

 身軽さを演出するためとはいえ、ビルの上に着地……崩れなくて良かったな。多分、足を置く(=力が加わる)のに良い地点とビルの強度が高い点を考慮したんだろう。あの一瞬で。
 ゼロの力を借りたオーブスラッガー、2人に共通する装備から生まれたオーブスラッガーランスと、ギミックの多さから玩具的にも嬉しい形態かと。
 
 
ウルトラマンサーガを思わせるテレポートバトル。SSPの頭上で展開!
 見た目や装備品だけじゃなくて、技もしっかり2人から受け継いでいるハリスラ。ハイパーゼットンを掴んでのジャイアントスイングは、ジャックが考案し、後にゼロも使う様になった技・ウルトラハリケーンを思わせる。
 だがハイパーゼットンも負けていない。ゼットンと言えば、火球とテレポーテーション。オーブが投げ飛ばしたと思いきや、瞬間移動。ドロップキックを受け止めてウルトラハリケーン……からの瞬間移動、オーブスラッガーを避けて、背後を取り火球攻撃。飛んで殴って、また飛んで。この激しさはウルトラマンサーガとハイパーゼットンの戦いを彷彿とさせる。
 戦いを目撃したナオミたちとの合成もあって、実に巨大感あふれるシーンになっている。特に、SSP3人の頭上に瞬間移動してからの、落下しながら戦うオーブたちの迫力はすさまじい。
 劇場版かと思わせる激しい戦いだったが、特殊能力を駆使する強敵をオーブは見事撃破。しかし、ハイパーゼットンが弱いのではなく、恐らく落ち度はゼットンを飼育していた方に有るかと。
 東バット国原星人じゃないと、スフィアを食わせないと、ロボットさえも震え上がらせるような輩がブリーダーにならないとダメなんだって。あの変態じゃなくて。
 敗因:育ての親が悪かった。
 
 
 事件は無事解決。
 だが、ガイさんにコテンパンにのされた後、マドックは気になる発言もしてましたね。
 「腐りかけの星に用はない」
 その意味するところは……?
 更に「懐かしい味」やマトリョーシカなどこれまたガイの過去を匂わせる小道具が出てきたり、渋川さんのコミカルな芝居や、少女の人形など、謎やハートフルなシーンが散りばめられている密度の濃い回でした。
 
 
さて次回。
現代のダークゾーンとも称される不思議な森。
そこへ調査に向かったSSPの前に、ナックル星人たちが襲い掛かる。
森にはメトロン星人の駆る宇宙船が存在したのだ。
なぞの幽霊も現れて大混乱のさ中、ウルトラマンオーブはアリブンタと対決する!
 
ウルトラマンオーブ第6話『入らずの森』
侵略宇宙人と幽霊、どっちに出くわしても嬉しくないです、ハイ。
いざさらば。
 
ウルトラマンオーブ オフィシャルサイト

TVシリーズ | ウルトラマンオーブ 公式サイト

 

オーブが気になった方は、以下で視聴できますんで、見てみて下さい。

今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ4~燃えるトンカツと消えるアイス、そして時々爆風消火~

どーもこんにちは。羽野です。
強敵続きで、これ以上どんな敵が出てくるか予想がつかないウルトラマンオーブ4話について記述します。
※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。
 

『真夏の空に火の用心』
あらすじ
異常な暑さが地球を襲った。ナオミのバイトする店では避暑の為に大勢の人が駆けつけて超満員。
更に強烈な熱波が襲いかかり、ガイの買ったアイスがあっという間に溶けてしまう。空を見れば巨大な火の玉。原因はコイツだった! 熱波の元凶である火ノ魔王獣に挑むオーブだったが、しかし凄まじい熱量を誇る「火の玉=マガパンドン」には水流、光輪はおろかスペリオン光線も歯が立たない。
そこで決死の作戦に出たオーブだったが……!?

此度の注目ポイントは、
・変身時にミスるガイさん。
・赤トンカツ登板48年振り2回目
・因縁めいた日焼け対策のジャグラーとナオミ
・遂にそろったフュージョンカード! そして次なる脅威へ
 
 
・変身時にミスるガイさん。
 猛暑に苦しむ街の人々。SSPの面々も例外でなく、オーブや怪獣の事を探りながらも暑さに全く作業が捗らない。
 クレナイ・ガイの謎も分からぬまま、彼は今頃どこで何をしているのかと首を傾げるシン。
 当の本人はラムネかアイスかで迷っていましたとさ。買うのにアレコレと迷う姿は前話の銭湯のこともあって、妙に世俗的。
 ところがせっかく買ったアイスは、突如出現した火の玉の熱波であっという間に溶けてしまった。
 ガイは魔王獣の仕業と考え早速出動! オーブリングを構える……が右手に余計な物が。
 変身時にミスをするというのは初代からあるギャグ。ウルトラマン屈指の迷シーン「ベーターカプセルと間違えてスプーンを掲げる」だ。
 ちゃんと「ハズレ」と書いてある細かさにも注目。
 
 
・赤トンカツ登板48年振り2回目
 火の玉の正体は魔王獣マガパンドン。『ウルトラセブン』に登場した双頭怪獣パンドンの魔王獣版だ。着ぐるみの都合も有ってか、ネオパンドン以降は頭2つの言葉通り双頭なヤツが出演を続けてきたが、ここへきて久しぶりの赤トンカツである。TVシリーズでは相当久しぶりじゃなかろうか。
 セブンに登場した頃は、頭2つの怪獣を着ぐるみで表現できないという技術的な問題があったので、あのデザイン所謂「赤トンカツ」になったと聞く。マガクリスタルを配置する都合上、このデザインに戻ったのだろうか? 何にしても初代の時は分かりにくかった左右の目がよく見える。
 
 セブン本編のラストを飾る怪獣だったけれど、あの時は瀕死と呼ぶに相応しいくらいセブンが弱っていた。なので、苦戦させたにしてもパンドン自体は強いのか? という疑惑が有った。が、そこは魔王獣。地球規模の洒落にならん被害をもたらす。
 高温火災が各地で発生しうるほどの猛暑を起こし、炎のバリアでウルトラ水流、光輪、スペリオン光線に耐えきる。初めて描かれたゼットビートルの攻撃もものともしない。
 このパンドンは疑いなく強かった。まだ4話なのに、これほど苦戦するとは。魔王獣って恐ろしい。
 しかし、火の玉が出現した際のシンとジェッタの汗はヤバい量だ。君ら死ぬぞ。
 
 
・因縁めいた日焼け対策のジャグラー、救護するナオミ
 マガパンドンとの戦いで負傷したガイに追い打ちをかけるジャグラー。第2、3話、そして今回での様子を見るに、ガイの過去をよく知っており、かなり深い因縁があると推測される。ガイの腕を踏んづけ、壁に吹き飛ばすところを見ると言葉では表しにくい複雑かつ強烈な感情を抱いていそうだ。
 ライバルキャラとして威厳を出しつつも、番組後半ではクスリと笑わせにくる。大真面目な顔をしてその格好はちょっとシュールだぞジャグラー
 
 そして別の角度からもガイの過去が描かれる。彼の夢の中。第1話冒頭の件が相当なトラウマになっているようだ。
 苦しむガイをSSPの面々と渋川が保護し、ナオミが濡れタオルを額にのせてやる。マガパンドンと戦ったからか、元から体温が高いのか。のせていたタオルは常人では耐えられない程の熱を帯びている。ギャグ風に描かれているけれど、衰弱した時のダンを思わせるシーンだ。パンドンを起用したのあってかセブン風味だな今回。
 
 
・遂にそろったフュージョンカード! そして次なる脅威へ
 ナオミの言葉にヒントを得たガイは見事、炎のバリアを攻略し、最後の魔王獣を打倒した。
 マガパンドンを封じていたのはあの戦士。ある意味でパンドンと縁がある「彼」だった。ちょっと意外だったか、ガイも「オォっ」とリアクションを取る。
 これで、第1話以前から集めていたシュージョンカードが6枚遂に揃った。バランス重視、パワー重視、スピード重視と、フォームチェンジものではお約束の形態たちが出揃ったという事でもあり、状況に合わせた活躍が楽しめそうだ。
 
 ……がそれは同時に魔王獣カードも全部揃った訳で。前話ではマガジャッパのカードを嗅いでいた変態紳士。番組ラストでは6枚の魔王獣カードを揃えて、ほくそ笑む。風、土、水、火の4枚に加えて、光と闇。光の方は第1話で分かっていたけれど、ここへきて闇の方も誰だか判明という訳だ。
 蓋を開けてみれば納得。このメンツに肩を並べ得る「闇属性の怪獣」ってコイツしかいないわな。マガグランドキングにも言ったけど、ラスボスはコイツで良いんじゃないかと。
 だが、ジャグラーの目的はこれで終わりじゃない。更に別のものを欲している様で……。
 
 
 フュージョンカードが揃ってガイの戦力はますます充実。しかしジャグラーもカードを揃え、更に何かを狙っている様子。戦いは次のステージに進む。ますますこれからが気になりますね。
 
 
さて次回。
宇宙人を見たという通報を受け、ナオミは単身調査に出る。だが、それはゼットン星人の罠であった。
魔手に落ちたナオミを救うべく、ガイが出動する。
ハイパーゼットンに対向し、オーブはハリケーンスラッシュに変身する!
 
ウルトラマンオーブ第5話『逃げない心』
マジでボスラッシュだもの、少しは手加減して頂戴。
いざさらば。
 
 
ウルトラマンオーブ オフィシャルサイト

TVシリーズ | ウルトラマンオーブ 公式サイト

 
オーブが気になった方は、以下のリンク先で視聴できますんで、見てみて下さい。

ウルトラマンオーブをAmazonビデオ-プライム・ビデオで

 

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Blu-ray BOX
Amazon

 

 

今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ3~マナーのなってない魔王獣をシバき倒すプロレスラーのオーブさん~

どーも、羽野です。
ギョロ目がタロウに出てきそうな怪獣を思わせるマガジャッパ。
悪臭が図らずも武器と化しているコイツとの戦いを描いた3話について記述します。
※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。

『怪獣水域』
あらすじ
シャワーを浴びたジェッタが悲鳴を上げた。何事かと思えば、彼の体からは大変な悪臭が漂ってくる。ところが臭うのはシャワーの水だけではなかった。ガイが一番風呂を楽しみにしていた銭湯でも悪臭が漂っている始末!
臨時閉店の原因を作り出した水ノ魔王獣マガジャッパを倒すため、ガイは湖を訪れる。水源を荒らすマガジャッパに挑むガイだったが、一瞬の隙を突かれオーブリングをジャグラーに奪われてしまう……!
 
此度の注目ポイントは、
・慣れ親しんだ銭湯はバイプレーヤーが主
・見た目のワリに強いマガジャッパ。魔王獣は伊達じゃない
・野次馬根性だけじゃない! ジェッタのジャーナリズム!
・紅に燃える師弟合体バーンマイト!
 
 
・慣れ親しんだ銭湯はバイプレーヤーが主
 マガジャッパのせいで一般家庭から、クリーニング店、プールに至るまであちこちの水が悪臭を放つようになる。ガイがいつも一番風呂を楽しみにしている銭湯も臨時休業。あまりのショックに荷物を取り落とすガイの前に現れたのは、馴染みの店主。
 って、諏訪太郎さんじゃないですか。アギトのラーメン屋、剣のたこ焼き屋……特撮モノによく出演なさる名バイプレーヤーだ。
 
「ガイちゃんすまねぇなぁ」
「ここの一番風呂を楽しみにしていたのに!」
 ガイさん、いつもは野宿なんかね。そして金銭はどう工面しているのやら。
 そこへ臭いを落とそうと銭湯にやってきたジェッタ。彼も臨時休業としり愕然。水源で何かが起きていると察知したガイは現場に急行する。平和を守るのと、風呂に入る為に。
 前話でラムネ飲みながら街並み眺めたり、銭湯を楽しみにしてたりと妙に地球人の社会に慣れているよなぁこの人。
 
 
・見た目のワリに強いマガジャッパ。魔王獣は伊達じゃない
 ガイの見立て通り、今回の事件の犯人は水ノ魔王獣マガジャッパだった。おそらくジャグラーが封印を解いたのだろう。
 水源である貯水池につかり、自身の臭気を含ませた結果、街中の水が臭くなったという訳だ。
 怒り心頭のガイはマガジャッパをどやしつけるが、
「一番風呂気どりか、マナーを守れ!」
 ガイさん、いま怒るのはそこじゃない気がするぞ。
 
 ギョロっとした目とカラーリングのせいか、ボルケラー(ウルトラマンタロウの怪獣)に見えるマガジャッパ。小型スペリオン光輪を弾く強靭な皮膚と、5万トンの重さを誇るオーブを引き寄せる吸引能力、尻尾による殴打、ステルス能力と多彩なスキルを武器に、とぼけた外見からは想像できない強さを見せオーブを苦しめる。
 更に厄介な武器は体臭とゲップ。あまりの悪臭に流石のオーブも鼻を抑えてえづく始末。
 自分の臭いは気づきにくいというがジャッパ氏もそうなんだろう。
 
 
・野次馬根性だけじゃない! ジェッタのジャーナリズム!
 今回メインキャラクターの中で、スポットが当たったのはジェッタかと。
 折角オーブの戦いというスクープ映像を撮ったのに実況に関してダメ出しを受け、悪臭対策として間の抜けた格好をし、Aパートではいいとこなしな感じ。
 動画を見た人がダメ出しするのは分からんでもない。下手なレスリングの実況という感じだったから。しかしジェッタが凹む気持ちの方も分かる。本人は良かれと思ってやったことだからなぁ。裏目に出ると余計に心が痛むんだよね……。

 が、番組後半ではそれまでのカッコ悪い部分を払拭するように見せ場が設けられている。
 決して彼が、特ダネをゲットして著名になりたいだけの野心家でないという点が描かれている。何故、危険を冒して現場に出向くのか、ライブ中継して動画を配信するのか。ジェッタなりに考えがあってSSPの活動に取り組んでいることがわかる1シーンである。ちょっと見方変わったぞ。
 
 
・紅に燃える師弟合体バーンマイト!
 自分の力を侮るような発言を繰り返すジャグラーからオーブリングを取り返したガイは変身。スペシウムゼペリオンで戦いを挑むけれど、先述の通り悪臭等々の武器を持っているマガジャッパは強敵。まともに戦うことすら儘ならず苦戦しきり。
 この事態を打破するのは、あの師弟の力を借りるしかない。
 
 と、いう訳で誕生したウルトラマンオーブ バーンマイト!
 タロウ本人よりかは、ウルトラの父の物に似た角と、メビウスを想起させる体の模様。そして胸のカラータイマーがどこかウルトラバッヂに見えてくる凝ったデザイン。
「熱いヤツ頼みます!」
 そのファイトスタイルはガイが頼んだ通り、熱くダイナミックなもの。
 指オッ立てて、相手の鼻の穴?をグリグリ。大の字になって相手にのしかかるなど、全体的にレスラーを思わせる戦いを展開する。とはいえ、フュージョン元の面影が無いわけでは決してない。
 変身直後の空中で捻りを入れながらのジャンプキック、移動も兼ねたスライディングなど、タロウの力を借りたと分かる戦法も披露してくれる。
 また、戦いが終わった後の飛び去る瞬間にも注目。ちゃんと始末していくオーブさんは有能だ。
 

 バーンマイトも出てきて戦いの見せ方に幅が出て来たなぁと思う今回。見どころには敢えて上げなかったけれど、渋川さん=オーブと思わせる演出は笑いました。確かに、歴代ヒーローの中には今回の渋川さんとまんま同じな事をする人もいましたしね。
 
 
さて次回。
巨大な火の玉と化したマガパンドンが地球に現れた。
その影響で気温が異常に高くなり、街は大混乱に。
ウルトラマンオーブはからくもマガパンドンを追い払うが、大きなダメージを受けてしまう。
深手を負ったガイをSSSPの面々が介抱するも、マガパンドンはなお健在。
どうするオーブ?
 
ウルトラマンオーブ第4話『真夏の空に火の用心』
ボスラッシュが続く作品、主人公にシビアですねホント。
いざさらば。
 
 
ウルトラマンオーブ オフィシャルサイト
 
オーブが気になった方は、以下の方法で視聴できますんで、見てみて下さい。

今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ2~土塊の超合体魔王獣と変態紳士ジャグラス~

どーも、羽野です。
2話目にしてアイツが出てくるので不安でしかない、ウルトラマンオーブ第2話の見どころを記述します。
※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。
 

『土塊の魔王』
あらすじ
 次々とビルが倒壊する怪事件が発生。シンとジェッタは太平風土記を参考に、次に倒壊するエリアを予測するも外れてしまう。
 渋川に調査を止められるも2人は調査を続ける。
 一方、ナオミは前に出くわした謎の男、ジャグラス・ジャグラーの後を追っていた。
後を付けていたつもりが、逆に後ろを取られナオミはピンチに陥る。
 そこをガイに救われたが、その間にジャグラーの手で蘇る土ノ魔王獣マガグランドキング!
 ガイはウルトラマンオーブとなり、堅牢な装甲と超パワーを誇る魔王獣に敢然と立ち向かう!

此度の注目ポイントは、
・暗躍するジャグラー
・ナオミ、ジェッタ、シンの様子
・角ばったデザイン再び。おかえりグランドキング
・タイプチェンジの力とSE
 
 
・暗躍の紳士。夜明けのコーヒーはドス黒い色合いか
 前話でナオミとバッタリでくわした謎の男、ジャグラスジャグラー。オーブリングに似たアイテム・ダークリングを片手に魔王獣のカードを集めているようだが、今回で集めているだけではないと発覚。封印を解く為に、同じ属性の怪獣たちの力を魔王獣に注ぎ込んでいた。マガバッサーの封印もこうして解いたのだろうか。
 ジャグラーはぶつぶつと呪文を唱え、カードを読み込む。
 テレスドン
 アントラー
 ゴモラ
 とどめにゴルザ。
 地底怪獣てんこ盛りかよ。
 ジャグラーの活躍はこれだけではない。一目で気に入ったのか、ナオミに粘着する、粘着する。ナオミの背後から現れて声をかけるシーンなんて軽くホラーだよ。
 一緒にコーヒーを飲もうと誘いをかけるが、絶対に飲みに行かないぞ、その迫り方では。
 

・職人技が光る建設業と街並み、そこに絡むメインキャラクター
 市街地で戦いが起きれば建造物は壊れる。偶に突っ込まれることだけれど、戦いでアッという間に破壊された建物をアッという間建て直しにかかる。このシリーズに出てくる建設業者ってウルトラヒーローに負けず劣らずの超人と思われ。
 番組Aパートでガイは街並みが変わりゆく様に、聊かの寂しさを覚えていた。昔からあの姿ということは、やはり生まれついての超人なんだろうか。
 街が変わりゆくのも人の営みがあるからこそ。街を乱す魔王獣の猛威を食い止めんとガイ、SSPの面々はそれぞれ動き出す。サイトのアクセス数増加や、資金繰りという動機もあるけどシン・ジェッタも懸命にビル倒壊の謎を探り、市民に避難を訴える。

 シンたちの行動は、1話から続いて物語の各キャラクターがどんな人物かを掘り下げている印象だ。こういう人物描写は自然で好き。
 画面には映らないけれど、街の為に尽力している人たちがいるというのが、番組ラスト、再建が進む街のシーンを見ていて感じ取れる。こういうシーンがあるからこそ、ウルトラヒーローは平和の為に頑張るんだなと。
 

・角ばったデザイン再び。おかえりグランドキング
 そんな街を壊して回る今回の怪獣。何度も言うように2話目で出てくる相手ではない。初出は映画『ウルトラマン物語』。ガキの頃、さんざん見たよビデオ。
 宇宙最大の悪魔ジュダが創り上げた合体怪獣であり、ボスキャラである。コイツが最終回に出てくる敵でも良いくらいだ。
 デザインは、ウルトラマンギンガに出てきたスーパーグランドキングよりも、オリジナルに近いものになっている。このゴツゴツしたデザインがカッコイイのだ。

 ウルトラ6兄弟を圧倒した初代、ウルトラマンギンガビクトリーを(大技を使った後とはいえ)融合解除に陥れたSグランドキングスペクターなどなど、歴代の例にもれず、コイツも強敵。
 初代のメイン兵装とは異なり、腹部から発射される「マガ穿光」はビルに容易く風穴をあけてしまう。残念ながらSEが、グランレーザーのソレ(分かる方には分かるあの、言葉では表しにくい効果音)じゃない。別モノだからしょうがないか。
 装甲は頑強でスペリオン光線を弾き飛ばし、接近戦では両腕から繰り出される超パワーでオーブを追い詰める。
 移動要塞みたいなヤツ、それがマガグランドキングである。その強大さをご覧あれ。
 
 
・タイプチェンジの力とSE
 細々した所によく「おっ」と目を向ける。今回でいけば、オーブの戦闘シーン。
 オーブの額とボディイラインが一瞬輝き、ティガがタイプチェンジする際のSEが鳴り響く。OPでも見せているが、ウルトラマンティガパワータイプスカイタイプの力を使う事が出来る様だ。
 相手の攻撃を避ける際、距離を取る際にはスカイタイプのスピード。頑強な装甲を打ち破る為にパワータイプの力。

 ただ「光の力をお借りしている」からか、劇中の描写をみると完全に発揮できてはいない様に見える。
 果たしてオーブは歴代戦士の力を完全に使う事はできるのだろうか。こういう点も、気になるポイント。
 その為にはまず、今回のグラキンをどうにかしなければならない。パワーとスピードが通じないなら後は「智恵」だ。
 

 さて発想の勝利でグランドキングを倒し、封印していた超戦士の力を得たガイさん。ですが、魔王獣を倒されたにも関わらずジャグラーもまたほくそ笑む。果たして奴さんは何を考えているんでしょうか。
 
 
さて次回。
マガジャッパのせいで街中の水が臭くなってしまった。
ガイも楽しみにしていた銭湯に入れず怒り心頭。
嫌がらせみたいなやり方だが、これが市民の生活に深刻な打撃を与える。
ガイは臭……もとい、水ノ魔王獣マガジャッパに、新形態バーンマイトを引っさげて挑む!
 
ウルトラマンオーブ第3話『怪獣水域』
臭い風呂とか洒落にならないですね。
いざさらば。
 
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今回のウルトラマンオーブさんはここ見よ1~空を見ろ! 鳥だ、魔王獣だ、光輪でぶった切った!~

どーも、羽野です。
遂にスタートしたウルトラマンオーブの感想を記載していきます。
やったぜ50周年。

※記事の日付は放送当時のものに合わせてあります。


『夕日の風来坊』

あらすじ

夢野ナオミは、友人のジェッタ、シンと一緒にSSSPというチームを立ち上げ、世間で起きている怪事件を追っていた。
そんなある日都内で嵐が続発するという事件が起き、異常気象を調べ始めたナオミたちの前に、謎の風来坊、クレナイ・ガイが現れ警告する。
再び生じた嵐。犯人は風ノ魔王獣マガバッサーであった。
嵐が猛威を振るい、窮地に陥ってしまったナオミたちを巨人が助ける。その名はオーブ。ガイの正体は銀河の彼方からやって来た光の戦士だった!

 
此度の注目ポイントは、
・冒頭のあのシーン
・正体を隠す気がないガイさん
・デビュー戦を彩る鳥(怪獣)を見た!
・光輪投げた!
 
 

・冒頭のあのシーン
 冒頭からアイツかよ!

 いきなり番組終わらせる気かいう位の大物が出てきちゃったよ!
 心なしかちょっと青っぽく、顔面のアレは赤い。主人公を苦戦させる辺りはさすがアヤツの系譜だ。

デェリャァァァァァァァ!
 あのシャウトが良い。ウルトラマンの姿だから加工されてるっつーのも有るけど、石黒さんは『あ』の発音がカッコいいね。
 シャウトに聴き入っていると……オーブさん開始早々やってしまいました。甚大な被害を出してしまうという展開は、『ウルトラマンSTORY0』のゾフィーを想起させる。
 取り返しのつかない形で勝利したクレナイ・ガイは一人絶叫する……。

 どうやらこの闘いはガイの心に大きな傷と悪影響を与えた様だけれど、物語が進むことで解決されるものだろうか。そして、番組後半では、『ウルトラマンネクサス』の様に「本来の姿」になるのか。うーむ。かなり重苦しい導入部。
 そんな悲惨な感じを吹き飛ばす水木一郎さんの力強いオープニングを聞いていたらビックリ。サブタイトルは登場怪獣の影絵ですよ。影絵。毎回、変わるような気がします。
 
 
・正体を隠す気がないガイさん
 PVで、SomethingSearchPeople、長い、SSPの面々に接していた態度から小生はクレナイ・ガイに不遜な印象を受けていた。が、蓋を開けてみれば、先輩戦士をさん付けして敬意を払っている。何と腰が低いヒーローか。この辺りは世界の破壊者や、宇宙海賊のキャプテンと差別化がなされてるなぁ。
 とは言え『ウルトラマンメビウス』主人公ヒビノ・ミライの様に純真無垢な優等生でもなく。飄々としたキャラクターはシリーズでも例をみない。これは新機軸の主人公だ。まぁ某ジャック・シンドー氏は飄々とし過ぎて、かえって怪しい人見たくなってましたが。
 その装いはテンガロンハットにハーモニカ。荷物を纏める袋といい、いかにもな風来坊姿。
しかし、
冷凍車内で数時間過ごす。
・空高く舞い上がった車にへばりつく。
・ヒロイン抱えて、地上に着陸。

正体隠す気ないだろアンタ。
 そのガイの事を何やら知っていそうなのがジャグラス・ジャグラー。これから彼も暗躍していくんだろうが、やっぱり怪しい。どうも本作の超人たちは正体を隠す意識が低いようで。
 

・デビュー戦を彩る鳥(怪獣)を見た!
 冒頭を除くと記念すべき1話の対戦相手は風ノ魔王獣マガバッサー。テロチルスといい、バードンといい鳥怪獣は強いイメージがある。このマガバッサーも例にもれず手強い輩。
 ウルトラマンマックスから、過去のシリーズに出てた怪獣を再登場させる頻度が急増したけれど、やっぱり新作1発目は新怪獣だと嬉しい限り。
 青い体にデコの赤クリスタルが映える。翼を広げて突撃してくるシーンのダイナミックさは1話から決めて決めてくれるなマガバッサー。劇中では、しれっと流されてるけどコイツが出現した事で台風7個同時発生とかヤバイでしょ。

 マガバッサーを封印していたのはでした。
「まだ、一番下で甘えさせて貰っても良いのかな」
 『超ウルトラ8兄弟』の時だか、パンフレットインタビューでそうおっしゃっていた気がする。ついに彼をを先輩として慕う後輩が出て来たのかぁと思うと時間の経過を感じさせる。ゼロは……まぁ礼儀を覚えきたようだけど、先輩にさん付けするイメージわかないなぁ。
 
 
・光輪投げた!
 さて猛威を振るうマガバッサーを前に、ガイはスーパーマンへのオマージュをかましながら変身!

「俺の名はオーブ。闇を照らして、悪を討つ!」

 出ました新ヒーロー、ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン! 新聞で御姿を拝見した時は、面長な印象を受けたが、このデザインに目が慣れるのはいつか。
 さて、初代さんとティガマルチタイプを思わせるカラーリングのスペゼペ。力の拝借元らしくスタンダードな戦いを展開すると思いきや、
キャッチ&リリース!
幽体離脱
 どういう事かは本編を見て頂くとして、結構な変化球が目に留まる。メイン監督の田口さんがスタッフさんに「迷ったら遊べ!」とおっしゃっていたらしいけれど、こういう見せ方は画一的じゃない新しい魅せ方で個人的には興味深い。大怪獣バトルで初代さんがやってた手持光輪とかみたいで。
 そして必殺のスペリオン光線!なるほど、スペシウム+ゼペリオンでスペリオン。こうなると他の形態はどんな技名が来るか。今から楽しみ。
 
 
……とまあ、ついに始まったウルトラマンオーブ
ギンガ、エックスとは異なり、彼は番組が始まった時点から既にウルトラマンな訳ですが、生まれた時から変身できたのか、どこかで変身能力を得たのか、などなど冒頭のシーンに象徴される様に彼の過去は謎が多い。
それらが明らかになっていくのも本作の見どころだと思います。
さあ、新ヒーローの行く末を見届けよう。
 

さて次回。
次々倒壊するビルディング。犯人は土ノ魔王獣だと見抜いたガイ。
一方、ナオミにジャグラーが迫る。
ナオミを救い、魔王獣を倒すため、ウルトラマンオーブが立ち向かう。
しかし相手はあのグランドキング。オーブは如何に立ち向かうか?
 
ウルトラマンオーブ第2話『土塊の魔王』
2話目でアイツって、しんどくないスか円谷さん。
いざさらば。
 
 
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